こちらのブログは、タイトルのとおり、A-AUTO 50(エーオート フィフティ)を少しでも多くの方に知っていただくきっかけになればと始めました。
今日は、この”A-AUTO 50”そのものについて書こうと思いますが、なぜ改まって書こうと思ったかというと、やっとダウンロード数が300を超えたことがきっかけでした。
『目的の手段化』という言葉がありますが、300という数字を見て考えているときに、今の自分がまさにそうだなと、ハッとしました。
A-AUTO 50は、昨年9月よりダウンロードによる無料提供を開始してから4ヶ月半が過ぎました。
この間、英語版基本ライセンスやWindows、Linux版のリモートライセンスなど、ダウンロードしていただけるものを順次増やしながら、やっとここまで来ることができたという感じです。
しかし、この数字を見ていたときに思いました。
『300のうち幾つが実際にご利用いただけているのだろうか?』
『”A-AUTO 50”で当初の目的を果たせていないのでは?』と、、、
当初の目的とは、「自動化による安定運用を実現し、システム運用に携わる方々のさらなるワークスタイルの変革をサポートする(詳しくはこちら)」です。
上記のような数値では測り辛い目的に対して数値的な指標を設けたことで、日々の活動が、その数値化した指標を達成することを目標に擦り変えてしまっていたと。。。
みなさんも、日々の業務を進めていると、どうしても数値化し易いものに囚われてしまいがちになりませんか?
やはり定期的に目的を再確認する時間をとることが大切だと感じた日でした。
それでは、ここからはA-AUTO 50についての話を少々。
A-AUTO 50が主に対象として考えているのは、小規模なシステムを利用している企業の方々です。
小規模システムを利用する多くの企業では、システム管理者なる人も限られている若しくは、他の仕事と兼任されており、新しいツールを試してみる工数もそれほど取れないだろうと考えます。
それでも、手動による無駄や、無料の簡易ツールを使うことによるリスクを低減することで、安定した運用と、システム管理者の方がより企業の価値向上に貢献する仕事への比重を大きくしていくお手伝いが出来るのではないかと考え、商用で利用いただいているA-AUTOをもっと手軽に使っていただけるよう、A-AUTO 50という名前で無料提供を始めることとしました。
無料提供を始めるにあたっては、お客様自身にインストールからすべて行っていただく必要があります。このため、A-AUTO 50では、如何に簡単に使っていただけるかに重きを置いています。
例えば、
- インストールから取りあえず触ってみてどんなものかを体験していただくまでを、30分(長くても1時間)で行っていただく。
- ちょっと使ってみようと思った時に、ソフトウェアの運用管理といった面倒な作業を予め自動で行うよう設定しておくことで、運用の負担を軽減する
- 使い方ガイドで利用社側の観点から必要最低限の情報に絞って分かり易くする
もっとも高いハードルは、「30分で動作確認まで行えるようにする」という点です。
社内でA-AUTOを触ったことが無い新入社員に協力してもらい、30分をクリアできるよう改善を繰り返してご提供しています。
※ 企業の大きさではなく、あくまでもシステムの大きさだと考えています
しかしながら、、、
結果として実際にダウンロードしていただいた方が、問題なく稼働確認まで行っていただけたかどうかが分からない点がジレンマとなってしまっています。
きっと、何だかんだ詰まってしまう部分があり、改善の余地があるのだろうと思うのですが、どこが障壁となっているのかを知る手だてがありません。。。
※ 気軽にダウンロード・試使用していただけるようにするため、試使用時には、お客様情報を入力不要としているので、どなたに利用頂いているのかが分からないのです
今は、コミュニティを通して質問いただいた内容から、どの辺りが分かり辛いのかを考えますが、コミュニティへの投稿にはユーザ登録を行っていただくようにしているので、ハードルを上げてしまっているのかとも考えました。
フィードバックをいただき易くするようサイトを改善しないと!!
それまでの間は、コミュニティを通して質問いただいた内容に対応する部分と、うちの中でA-AUTOを知らない人が使えるようになるために必要な要素を分析して、使い方ガイド拡充を進めようと考えています。
より多くの方にご利用いただき、A-AUTO 50を利用したことで人手による作業が軽減され、有効的に使える時間が増えたと言っていただけるよう、公式サイトの内容を充実させていきますので、よろしくお願いします。
※ 厳しいご意見も含めて使ってみた感想もお待ちしています。
最後に念のため補足しておきます
「300ダウンロード」は、基本ライセンスの数が200を超えていて、リモートライセンスも含めた数です
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