2014年12月8日月曜日

USB 3.1

ご無沙汰しています。竹内です。
前回はiPhone6 Plusを手に入れた流れで802.11acについて書きました。


先々週くらいに家電量販店に行って、ウォークマンを下見しに行ったんですが、すごいですね最近のは。
どのメーカーも、いわゆるハイレゾってのを推しているみたいです。
ハイレゾのウォークマンが結構いいお値段するので躊躇していましたが、どこぞで「人間の耳が192kHz/24bitを聞き分けられる訳がない」なんて書かれた記事を見て、これは買って実際に試すしかない!ってことで思い切って購入しました。

ちなみに、iPhone6はハードウェア的にはハイレゾ音源を再生可能ですが、ソフトウェア(iTune)がハイレゾに対応していません。別のソフトで再生しようと思えばできるようですが。
一方Xperiaなんかはハイレゾ対応しているらしい。さすがSONYさん。音響には力入れてますね。
他のメーカーもハードウェアはハイレゾ音源を再生できるようです。スマホなんて音楽いくらでも入るし、自分でエンコードしている方はこれを機に少し気にしてみてはどうでしょうか?


以上、最近の出来事。
今回はとあるインタフェースについて。



「ねえねえ、USB取って」
例えばこう言われたとします。
何を思い浮かべましたか?USBメモリか、USBケーブルか、ケーブルなら両端ともUSB規格のものですか?オス・メスどっちでしたか?

はい、USBといってもいろいろとあるわけですね。会社に入ってからはセキュリティの観点からか、USBという単語をほとんど聞かなくなりましたが、学生の頃はよく聞いたような気がします。


そんな紛らわしいUSB規格ですが、だいぶ前に3.1の規格が発表されました。
何が変わったのか
3.1なんてついてますが、マイナーバージョンアップなんてもんじゃないくらいに進化しています。2.0から3.0の時ほどの進化はないので3.1ということでしょうね。

☆USB3.1
・電力供給 (10W~100W、1.5A~5A)
・データ伝送速度 10Gbps

□USB3.0
・電力供給 (4.5W 900mA)
・データ伝送速度 5Gbps

主要な変更だとこのへんでしょうか。いつも思うんですが、なんで2倍も早くなるんですかね。

電力供給が向上したので、USB接続のヘッドホンアンプとかも性能がガラッと変わりそうですね。USBがどれだけ綺麗な電気を送れるのか知らんけども。
USB6.0になる頃には 電源-PC-USB-PC こんなバカみたいな接続して使えるようになってそう。
USB3.1の発表資料を見ると、USBハブを使って様々な機器に電力供給をすることを想定しているみたいです。ただでさえUSBポート足りないので、助かりますね。

データ転送速度は10Gbspとなっていますが、128b/132bでエンコードされるので実際の転送速度は約9.7Gbpsになります。
つまり、128bitのデータに4bitデータが付いて転送される、ということです。
3.0ではSATA3.0と同じ8b/10bエンコードだったので転送効率はかなり上がっています。
この辺のエンコード知らずにベンチマークすると大変なことになるわけですね。

このデータ転送速度だと、体感するならばHDDじゃなくてSSDじゃないと速さがわかりませんね。
自作PCにも影響が出そうな速度です。グラボをPCIじゃなくてUSBで接続する、HDDやSSDをSATAじゃなくてUSBで接続するというふうになりそう。グラボは無理かなw
インタフェースが統一されるのは作る側としては楽になりますね。Type-Cになると裏表なくなるので尚更です。
USB3.1のチップセットが出たら絶対にマザーボード買い替えよう。


USB3.1規格の製品はまた発売されていませんが、色々と想像が膨らんでとても楽しみです。

http://www2.elecom.co.jp/products/USB3-AC05BK.html
この辺見ると4k円/mですね。 発売日は年始のようです。
ケーブルがあっても接続元がなあ・・・

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